ぱんだ日和

母として・妻として・女として「楽しい!」「嬉しい!」「幸せ!」を追求していくワーキングママの日常♡

無痛分娩レポート【出産前日編②】

ホテルにチェックインするような感覚で入院手続きを終わらせた私に待っていた

 

・2回刺された点滴

・浣腸で悶絶

 

という2つの試練…

 

次なる試練は最大の難所

 

【背中への麻酔】です

ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

 

無痛分娩を希望する人は事前に「無痛学級」というものを受講しなくてはいけないのですが、そこでもしつこく言われ続けた

 

「無痛分娩で一番痛くて辛いのがこの背中への麻酔です」

 

という言葉…。

 

既に私の中ではキャパオーバーな辛さだった点滴と浣腸。

 

それより痛くて辛いって

((((;゚Д゚)))))))キョエー

 

私の心境なんて御構い無しに看護師さんや助産師さんが着々と準備を進めていき

 

いよいよ処置室へ。

 

処置室に入ると分娩台へ上がらされ、横向きに寝かせられ

 

血圧や体内の酸素を図る機会など色々とつけられます

 

「では今から背中に麻酔を流すチューブを入れる為に腰に針を刺していきますねー」

 

と女医さんに淡々と説明をされ、蚊の鳴くような声で「はい…」と答えました。

 

なにやら消毒液のようなものを腰から背中にかけてビチャビチャに塗りたくられた後に助産師さんが腰骨の位置を確認する為にいきなりギューっと腰骨を押さえつけられ

 

「腰に針を刺す」という事に異常にビビる私はその腰骨を押される痛み(大して痛くない)にたいして「いたい!」と咄嗟に叫ぶ。

 

それと同時に腰に針を刺されたらしく、助産師さんに「腰骨の位置を確認しないと針が刺せないのよー」などと話をしてるうちに背中に針を刺されて既にチューブが挿入されていたらしいです(笑)

 

女医さんから「はい、終わりました」と言われ「え?!終わったんですか?!」と呆気にとられつつも一安心。

 

(なんだこんなもんかー♡やっぱ無痛にして良かった♡)と心の中でほくそ笑んでいたのも束の間

 

「じゃ、テストで麻酔を入れて反応を30分くらい見ますねー」

 

と言われ麻酔が流される。

 

なんだか背中に冷たい感覚が。

 

チューっと冷たい水が入るような感覚でした。

 

ビビリの余韻がまだ残っていた私は女医さんから「足が痺れるような感覚があったら…」と言われながら女医さんの言葉にかぶせるように「痺れます!」と伝えると、「足が痺れるような感覚があったらダメなんだけど…」と言われビビリすぎて過敏になってる自分が死ぬほど恥ずかしく「あ、大丈夫です!」とすぐ自分の発言を撤回w

 

ビビリすぎたせいか血圧がものすごい下がってしまい、30分様子を見て終わるはずが1時間近くかかってしまいました(笑)

 

そうか…今私の体には麻酔が流れてるのか…と思っていたらものすごい睡魔に襲われてうつらうつらしていると助産師さんと女医さんが様子を見に来ました。

 

「気分はどうですか?」と聞かれ

 

「麻酔のせいかすごい眠いだけで気持ち悪いとかはないです。」と答えると

 

私の後ろに立っている女医さんが笑いをこらえた震えた声で「…眠くなる成分は入ってないですよ…」と。

 

ぱっと目の前を見ると血圧を測ってる助産師さんが肩をプルプル震わせてました。

 

もう本当に恥ずかしくて死ぬかと思いましたw

 

ただ単に横になって眠くなってるだけなのに麻酔のせいだと思い込んでなんの恥ずかしげもなく「心配ありません」的なことを言い放ったビビリ妊婦な私。

 

そのあと麻酔が効いているのを確認したあとバルーンを子宮口に入れて今日の処置は終了。

 

麻酔が効きすぎて歩けなかったので病室に帰るときは車椅子で帰りました。

 

極度の緊張とビビリ疲れフラッフラになって車椅子で帰って来た私を見た主人もビックリ。

 

「一体何があったんだ」と尋ねる主人に「無痛のための処置をして来た」と答えると物凄い心配そうにしてた主人に助産師さんが「ただ怖かっただけでそんな大したことはしてませんから大丈夫ですよ」と伝え、ここでもビビリ妊婦の私が露呈される形に…。

 

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↑首からぶら下げてる麻酔袋 

 

中身は…

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 でっかい注射器のような入れ物でこの中身が麻酔です。

 

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痛みが強くなったらこのダイヤルで麻酔の量を調整します。

 

ここでびっくりしたんですが、麻酔を追加するとか弱まるとかって自己申告なんですよ!

 

痛みの感じ方には個人差があるから痛くなったらナースコールして麻酔の量を増やしてもらったり、麻酔が効きすぎて来たらナースコールして麻酔を切ってもらったりするんです!

 

私はてっきりなんかモニター的なもので管理されて麻酔量の調整をするのかと思っました。

 

だから中には無痛分娩なのに麻酔を全く使わず耐えてしまい普通に生んでしまう人もいるんですって。

 

まぁ私は必要以上にナースコールをして結局歩けないほど麻酔を使ってましたが(爆笑)

 

この日の処置はこれで全部終わって、あとは促進剤で赤ちゃんが降りてくるのを待つだけの状態。

 

なかなか寝付けなかった私は一晩中携帯で「星野源オールナイトニッポン」を聴きながら朝まで過ごしました。

 

次はいよいよ出産当日編です!

 

terenamon.hatenablog.com


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