無痛分娩レポート【出産前日編①】
こんにちは(o^^o)
バタバタとしておりまして
だいぶお久しぶりな感じになってしまいましたが
12月27日17:22
2960gの元気な女の子を出産致しましたー♡
7年ぶりの新生児…小さ過ぎてビビっておりますw
この仏のような顔!!!
赤ちゃんの豊かな表情はずっと見てても飽きませんね
今回はまわりからの評判のいい病院を教えてもらい、そこの病院が無痛分娩を主としていたので私も無痛分娩にする事にしました
産む前までは
「1回目の時は普通分娩だったし、今回も別に普通でいいんだけどなー」
的な感覚だったのですが
私個人的には無痛分娩にして本当に良かった!と感じました
数回に分けて詳しくレポートしていきたいと思います
まず、無痛分娩にも
①出産日をあらかじめ決めて入院する
②陣痛が来たら病院へ行き無痛の処置をする
という2パターンかあるのですが私の病院では①でした。
ですので37週から39週までの間で出産日を決めることが出来ます
クリスマスは3人家族でお祝いしたい!
お正月は家で過ごしたい!と熱望していた私は12月26日から入院して12月27日出産の計画分娩で予約。
ただ陣痛が止まったり、なかなか赤ちゃんが降りてきてくれないと28日出産になるかもねーとドクターから言われておりました
27日出産だと退院が12月31日なのですが
28日出産だと退院が1月1日…
うーん
なかなかの賭けですなぁ…と思いながらも27日に産まれてきてくれることを信じました
産後1ヶ月は湯船に入れないので入院当日は家でゆっくり湯船に浸かりいざ出発。
部屋でYouTubeを堪能している息子に
「ママ赤ちゃん産んでくるねー♡
しばらく帰ってこれないけどちゃんと毎日宿題やってお利口にしてるんだよ!」
と言ったら急に悲しそうなふりをする息子。
(前日までパパと「ママがいないとグータラできるよね♡」とか話してたクセにw)
「気をつけてね…頑張ってね…」
と見送ってくれてタクシーで走り出した後ろから
「ママー!!!」と叫んでいました
(大袈裟w)
病院に到着してまずはいつも通り診察
「お腹張ったり赤ちゃん下がってきてたりしますか???」
とドクターから聞かれ
まだ38週に入ったばかりの私は
「いえ、全くそんな気配がありません」
と即答。
「そんな気配がないと困るんだけどねぇ…」
と苦笑いしながら内診するとやはり全然降りてきてないからやっぱり28日になるかもよと再び言われ…
でももう選択肢が無いのでそのまま入院手続きへ
クリスマスイブとクリスマス当日にはしゃいだせいか少しボケた私はホテルのチェックインのような感覚で入院手続きをして事前にチェックしていた病院の個室に案内されると思い込んでいたのですが案内された部屋は物凄い殺風景で狭い部屋。
部屋の入り口には「陣痛室」と書かれていました。
…え?
と思いながらやんわりと尋ねる。
私「この時期の入院って多いんですか?」
看護師「そうですねー!今日も個室が空いてないんですよー!」
(まじか。)
私「じゃあ今日は私この部屋で寝るんですか?」
看護師「そうですね!」
私「…食事もここで?」
看護師「はい!…なにか?」
(あ、これ以上聞くとなんかめんどくさい患者だと思われるかも)と思った小心者の私はそのままなにも言わず荷物の整理をスタート。
もうここからテンションダダ下がりでした(笑)
だってここの病院、全室個室でトイレもシャワーも部屋についてて本当にホテルみたいなお部屋なんですよ。
そこで優雅に過ごしながら無痛分娩する自分を想像してたのに
なのに
なのに陣痛室って!w
しかも渡されたお産着が太り過ぎて入らないし。(関係ないけど。)
そしてその後渡されたお産着も入らないし。
3回目に持ってきてもらったお産着がやっと入ったけどなんかキツイし。
泣きそうになりながら着替えを済ませたら主人が到着。
どんな個室に入院する予定だったか全く知らない主人は普通に何のためらいもなくパイプ椅子に座ってましたがまたそれも泣ける。
共感してもらえない事に泣ける。
そんな時看護師さんが来て
「じゃあまず点滴しますね」と針を刺されるが血管が取れず2回刺し直しをされ本当に泣きそうになる私。
やっと点滴の針が入りひと安心してたら今度は想定外の浣腸をしますと言われ、浣腸をされ「3分は我慢して下さいね」と言われましたが看護師さんが出て言った瞬間、トイレに座り込み今度はリアルに泣く私。
なんか…なんか想像と全然違う…と泣きながら思い、一体何が想像と違うのか考えてみました。
・妊娠、出産7年ぶり
→ほとんど何も覚えてないので初産のような心境
・無痛分娩を選択
→何も痛みに耐える必要がないと思っていた
・とてつもなくラグジュアリーな病院を選択
→ステキな個室での優雅な入院生活をイメージしていた
つまり
入院手続きをしてる時点からラグジュアリーなホテルにチェックインするような感覚でこの場にいる私。
そりゃ浣腸で泣くわな٩( ᐛ )و
と、自己分析をトイレで涙ぐみながら終わらせる。
そうだ、出産するんだ。
(JR京都のCM風)
私は非日常な空間で優雅なホテルステイをするんじゃなくてお産をしに来たんだ。
フラフラな足元で質素な陣痛室に戻る廊下を歩きながら自分で自分を納得させる私。
陣痛室に通されて、点滴されて、浣腸されて、
だけど自己分析をして自分の置かれている状況と立場をしっかりわきまえたと言うことを陣痛室でパイプ椅子に座っている主人に淡々と話をする私。
あからさまに(こいつ何言ってんだ)という顔をしながら私の話を聞く主人。
そしてこの後、無痛分娩のなかで最も痛いと言われる背中への麻酔を入れる作業に入ります。
【出産前日編②】へつづく。